うな重 at 東京・神田きくかわ

昭和22年(1947年)創業。終戦して間もなくにJR神田駅近くにできた老舗の江戸前うなぎ屋。お店の階段が急なので要注意。愛知県や関西と違って(白焼きの蒸し工程がなく、腹開き(切腹)でうなぎをさばく)、背開き & 白焼きの蒸し工程ありの江戸前うなぎ。

URL: http://www.kanda-kikukawa.co.jp/shop/

蒸してからタレを付けて焼いてあるんで、身と皮がフワフワに柔らかくなってます。小骨まで柔らかかったよ。うなぎのタレは、砂糖とみりんではなく、レンゲの蜂蜜を使ってるとか。愛知県や関西風みたいに皮と身がパリパリしてる方が好みの方は、江戸前うなぎ屋じゃない方が良いかもね。東京だと江戸前 & 愛知県/関西風の両方を味わえるし、愛知県/関西風のうなぎ屋(ひつまぶし屋含む)が増えてる気がしますが、江戸前うなぎ屋も根強い人気があるんだろうか。

ミシュラン星ありのうなぎ屋は値段が高く、そのわりに、価格帯4000〜6000円のうな重と大して味が変わらない気がしてて、浜名湖(静岡県)・三河一色(愛知県)・大隅半島(鹿児島県)・新富町(宮崎県)・四万十川(高知県)のうなぎならハズレがないように思います。今日のうなぎ屋は、三河一色産(愛知県西尾市一色町)のうなぎを使ってるようです。