(おまけ4)Starbucksの九谷焼コーヒーカップ

確か石川県金沢市内のStarbucks限定で、石川県を代表する九谷(くたに)焼のコーヒーカップ4種類とコースター4種類が売ってます。

1つ1つ手作りで、同じ出来具合のものが1つもないって点が気に入ってます。

大聖寺(だいしょうじ)藩領の九谷村(現・石川県加賀市)で、良質の陶石が発見されたのを機に、藩士の後藤才次郎を佐賀県有田町(有田焼の産地)へ技能習得に行かせて、帰藩後の1655年頃、藩の殖産政策として九谷焼生産が始まるが、18世紀初頭頃突然廃窯となったとか。

古九谷(こくたに)の廃窯から約100年後の1807年頃に加賀藩が京都から青木木米(あおき・もくべい、京焼の陶工)を招いて金沢の春日山(現・金沢市山の上町)に春日山窯を開かせたのを皮切りに、数々の窯が加賀地方一帯に立ったそうです。同じ頃、能美郡の花坂山(現・石川県小松市八幡)で新たな陶石が発見され、主要な採石場となり、これらの隆盛を受け、それまで陶磁器を他国から買い入れていた加賀藩では、1819年に磁器を、1820年に陶器を、それぞれ移入禁止にしたとか。

柄、デザインは好みの問題で、4種類の中から色合いが良かった写真のものにしました。

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