違法残業で摘発くらった前の会社・・・続き

この記事を読んで納得できる話ばかりが書いてあります。
URL: https://news.yahoo.co.jp/articles/adf1994d4c926a27143eecbb6ff2c6aecc378854?page=1

違法残業の原因:
①取り組む課題の難易度が高い
②自身の能力が低い
③組織の能力が低い、ないしは上司の能力が低い

単価が高いコンサルタントやソフトウェアエンジニアたちがゴロゴロ在籍するコンサル会社に相談する課題に簡単なことは1つもないし、お客さんの課題をクリアするためにはお客さんのこと、会社体質や働き方、商品/サービス内容を深く理解しなければいけないから、残業時間45時間リミットがあってもあれこれ自主勉強が必要になりますよね。

今現在DirectorやSenior Manager以上の階級(年収800〜1000万円以上)の人たちは、いわゆる「24時間働けますか?」のキャッチフレーズが流行ってた頃にバリバリ残業時間無制限で働いてきた経験を持ってる可能性が高いから、部下に同じような働き方を強いる傾向があるんじゃないかとも考えられます。月45時間のリミットは知ってても深夜にサービス残業をさせるくらいの課題を部下に与えたりすることもしばしばあるだろうから、コンサルティング業界全体の問題なんだと思います。

なので、そのキャッチフレーズが流行ってた頃にバリバリ働いてた人たちが働き方改革と言ったところで、実態が伴うわけがなく、前の会社は個人プレーヤー的コンサルタント/ソフトウェアエンジニア、ピン芸人的社員が多いかもしれないから、協力して仕事量を分散させるという発想がもしかするとなかったのではないかと。

要するに、コンサルティング業界に限らず、ソフトウェア・IT業界全般が長時間労働を前提とした働き方になってるのかもしれません。今回の摘発でもっと人間に優しい働き方に変わってくれると良いね!

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