ライドシェア制度・・・日本になぜない?

Singaporeにはライドシェア制度があり、民間人の自家用車を有料でタクシーみたいに乗るのが一般的で、制度が定着して何年も経つと思いますが、ライドシェア制度がタクシー業界と対立してもめてる様子はなく、うまくいってる気がするんですよね。

ところが、日本は白タク禁止ルール、タクシー業界の猛烈な反対意向があり、菅内閣の頃からやっと検討材料にしようと言い出して、今日もニュース番組で岸田総理が生出演してライドシェア制度について少し語ってましたが、日本はいつも出遅れ感が否めないよね。

タクシー運転手みたいな2種免許を持ってないドライバーが運転する車に知らない人を乗せて、タクシー強盗にあう等の事件が起きないとは限らないし、タクシー・バス・飛行機・電車・フェリー以外に知らない人を乗せる文化が日本にないので、安全性が担保されないと日本での制度定着は難しいのだろうか。

コロナ禍があけてタクシー需要が戻ってきたのか、街中で流しのタクシー、駅前のロータリーで停車中のタクシーを捕まえるのが本当に難しくて、タクシーアプリを使って予約してタクシーを捕まえるしかなくて大変な思いをしたことがあります。タクシー業界の強い反発をおさえるには、タクシードライバーの給料を上げたり、ライドシェアドライバーにも2種免許を取らせたりすることなんだろうか。