今年で運行開始から10年になるJR指宿枕崎線の特急「指宿のたまて箱」号に今日は乗りました! 「いぶたま・IBUTAMA」の愛称で親しまれてて、運行開始当時は予約困難になるほど大人気の観光特急列車で、コロナ禍の昨今も満席にはならなくても30人くらいは乗客がいたと思います。
3両編成で、全席指定(自由席なし)の特急列車で、鹿児島中央駅〜指宿駅までの片道55分の乗車です。①コロナ禍で珍しいワゴン車販売(車内限定販売の特急列車デザイン入りタオル、キーホルダーなど)、②車内限定の乗車記念スタンプ、③車内限定販売の2層プリン(カスタード、黒ごま) & メロンパンその名も「カメロンパン」(竜宮城伝説の亀と、特急列車の黒色と白色の外観塗装をイメージして作ったメロンパンで、中に鹿児島県産さつまいものクリームが入ってる)、④2号車は鹿児島湾(錦江湾)や桜島の景色が見やすいように座席が窓側に面してる、⑤乗車記念プラカードを持って記念写真撮影サービス、⑥車内の壁にかかってる絵柄や金色の特急列車ロゴが可愛らしい、という盛り沢山な観光特急列車です。
2層プリン1個とカメロンパン1個を朝ごはんの代わりにしました。黒ごまとカスタードがお互いに主張しすぎず美味しく食べれました。カメロンパンは、さつまいものクリームが入ってるので、口の中の水分を全部持っていきがちのメロンパンの課題(?)をクリアしてくれてて、クリームが甘過ぎなくて良かったです。
乗ってる間、女性車掌が所々桜島、喜入や指宿などの観光ガイドをアナウンスしてくれて、観光特急列車ならではの気分に浸れました。1日3往復で、指宿や枕崎に泊まる予定がある人には持ってこいな列車です。(ただし、指宿枕崎線の本数がおそろしく少ないので、枕崎駅まで足をのばしたい場合は時刻表に要注意! 2〜3時間に1本平均です)
JR九州は観光特急列車ビジネスに力入れてて、他のJRグループ会社が負けてるような気がしてて、その土地の魅力をいかに引き出すか、いかに引き出してJRの輸送ビジネスと組み合わせるかがポイントなんでしょうね。