温かいコーヒーを飲みながら

今日も転職エージェントと2時間半も打ち合わせして喉がカラカラな状態になったので、打ち合わせが終わった後で東京・神保町駅近くのcoffee roasteryでエチオピアゲイシャ種豆のホットコーヒーを飲むことにしました。

 

コーヒー豆の精製方法に「Natural」、「Fully Washed」や「Unwashed」などがあり、コーヒー豆が育った農園の土、標高差、太陽の光の当たり具合や焙煎時間などによって味わいや香りが変わってくることを愛知県に住んでた頃教わったことがありますが、最近はコーヒー豆の紹介カードに①香り(ベリー系、柑橘系など)、②精製方法、③農園の名称(ブランド)や④その他バリスタたちが評価した味(甘味、酸味、香りの残り具合など)が書いてあって、コーヒーを飲みながら紹介カードを読んでると奥深さを感じます。

 

ここ1か月半くらいで15~20人の転職エージェントと対面面談をしましたが、だいたい①早く書類(履歴書、職務経歴書)を出さないとすぐ募集が終わっちゃうよ、②興味ある会社はまず書類を出して反応を見ないといけないよ、③業界問わず少しでも気になったら応募しないといけないよ、と口をそろえて言ってることがわかってきました。

 

間違ってるとは言わないけど、早く企業側から成功報酬が欲しい、エージェント担当者の紹介成功実績を増やしたい、不利益・不自由さが多少あっても会社員だからそこは我慢しながら働くしかない、といったことが見え隠れしていて、安易に応募したくないと思うのが応募側の正直な気持ちです。

 

大学を卒業して15年以上いろんな会社との契約書を審査してきて、何となく契約相手の内情や社風がわかったりすることがありますが、少しでも不安さ、心配さが残る会社へは応募しない方が良いのは確かなのかと。

 

前職では本業以外に飲み会等のイベント幹事までさせられて、飲み会をやる度に思うのは、①何も得るものがない、②仕事の進捗に大して影響しない(もし影響するならすぐ退職してたでしょう)、③酒飲みたければ自分1人だけで勝手に行けば良い、であって、次に入る会社ではこういった本業以外の役割は願い下げにしたいですね。

 

典型的な日系企業のウェット(wet)な人間関係は望まず、欧米の外資系企業のドライ(dry)過ぎる人間関係も助け合い精神が欠如してる点においては疑問を感じるので、真ん中か、若干ドライな感じの会社をきっと探してるような気もします。

 

コーヒーを飲みながら上記のようなことを考えてました。会社を動かす歯車の1つに過ぎない立場で働くわけですが、働くからには①やりがいさ、②パワハラがなく元気で働けること、③人並みの社会人生活ができるだけの労働条件がそろってること、④こういう人みたいになりたいという人物像やお手本になる方がいること、があって欲しいです。

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神保町駅と神田駅の間あたりにあるコーヒー専門店「GLITCH」でいただいたエチオピア産・ゲイシャ種豆のコーヒー