誕生日記念で、「Discover Kyushu Express 36+3」号3本と「或る列車」号1本に乗るのが今回の目的で、今日は佐賀駅から長崎駅行きの「或る列車」号に乗りました。
東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフ・成澤由浩が監修する「移動する高級レストラン」といえる列車です。1人掛け/2人掛けグリーン席車両と個室グリーン席車両の2両編成。晴れてたので有明海、諫早湾の景色が綺麗に見えました。
「Amazing Royal Universal」の頭文字を取って「ARU(ある)」が列車名に付いたようです。素晴らしい(Amazing)九州の魅力を広く紹介し、豪華な(Royal)車両デザインで素晴らしいスイーツコースを提供して、世界中の(Universal)人々に愛される列車を目指すことがコンセプト。
メニュー:
①「のどか」: 福岡県産の卵のオムライス(ビーフシチュー添え)、佐賀県産の「みつせ鶏」のつくねと野菜の甘酢あんかけ、長崎県産の烏賊 + 帆立や熊本県・鹿児島県・宮崎県産の野菜サラダ(ポテトサラダが下に敷いてある)
②「寒明け(かんあけ)」: 大分県産の真牡蠣入りのチャウダースープ
③「笠雲(かさぐも)」: 熊本県産のブラッドオレンジ、オレンジピールをブラッドオレンジの麺状ゼリーと、洋酒と紅茶を泡立てて作った雲海に見立てたカクテルが囲ったもの
④「恋焦がれる」: 福岡県産「あまおう」のカット、宮崎県産のヨーグルトを使ったアイスクリーム、ハート型飴細工のコラボ
⑤「下萌(したもえ=初春)の大地」: ムース状のチョコレートにサクサク食感チョコレート、コーヒーアイスクリームと、溶かしたホットチョコレートソースを添えたもの
⑥「春麗(はるうらら)」: ホットレッドワインのハート型ゼリー、キャラメルクリームをメレンゲで挟んだもの、佐賀県産の八朔(はっさく)の粒を宮崎県産のチーズのタルトに乗せたもの
⑦フリードリンク・飲み放題(日向夏(ひゅうがなつ)ジュース、完熟みかんジュース、長崎県産の緑茶、福岡県の紅茶屋の紅茶、赤・白ワイン、スパークリングワイン、大分県産の梅酒、コーヒー)
サンデーブランチとして最適ですね。列車の車体に書いてある「SWEET TRAIN」の通りスイーツが主体のメニューになっているのが面白いです!
列車の中で作ってるパティシエが「Happy Birthday」メッセージをチョコレートソースで描いてくれてて、客室乗務員が書いてくれたメッセージカードと一緒に⑥を出してきた時は嬉しかったですよ!! チョコレートソースメッセージとメッセージカードはJR九州からのサプライズです。
すぐ後ろに座ってたご夫婦は、旦那が結婚記念日サプライズを事前にJR九州に頼んで仕込んでたようで、⑥が運ばれてきた時に奥さんが感動のあまり嬉し泣きをしてました。
JR九州がたくさんのものづくり企業、農家・生産者やレストラン(シェフ/パティシエ)とタイアップしてうまくサービスの形にして出してくれてるのがよくわかる列車ですね。良い食材ばっか使ってるのがちゃんとわかります!
海外でこういう列車があると流行ると思うけどな〜。「或る列車」は夫婦やカップルで乗るのもありですね!
①〜⑦を食べ終えて、途中、JR旧・長崎本線の大草(おおくさ)駅で5分間散策できる時間があり、大村湾の景色や列車全体の写真が撮りやすかったね。