今回は月曜日午前発コース(博多駅→佐賀駅→肥前浜(ひぜんはま)駅→長崎駅ルート)で観光特急「36+3」号に乗りました。
「36+3」の列車の名前は、①九州が世界で36番目に大きい島ということ、②5日間の行程でJR九州沿線の35のエピソードを紹介することで、乗客自身で「36番目のエピソード」を語ってほしいとの願いをJR九州が込めたことと、③「+3」は「乗客・地域住民・JR九州」を表し、「驚き、感動、幸せ」の意味を込めて36+3＝39で「感謝＝サンキュー(39)の輪」を広げたいこと、が由来だそうです。
曜日によって走るコースが違うという特徴があります。
①木曜日ルート「赤の路」
博多駅→玉名駅→ 熊本駅→牛ノ浜駅→鹿児島中央駅
②金曜日ルート「黒の路」
③土曜日ルート「緑の路」
宮崎空港駅→宮崎駅→延岡(のべおか)駅→宗太郎(そうたろう)駅→重岡(しげおか)駅→大分駅→別府駅
④日曜日ルート「青の路」
⑤月曜日ルート「金の路」(ランチ／ディナー付き)
曜日ごとに車内アナウンスで赤、黒、緑、青と金の色に関する九州観光ポイントを説明してくれます。ランチやディナーは、地元の有名料亭／レストランが作った弁当になります。弁当を包む「36+3」オリジナル風呂敷は乗客へのプレゼントとして持って帰れます。
①途中佐賀駅でオリジナル記念スタンプを押す時間があり、②1時間くらい停車する肥前浜駅では古い街並み(建物保存地区)が残ってるエリアをちょこっと散策できたり、③肥前浜駅の駅舎で日本酒の利き酒体験ができたり(銘柄「鍋島」が有名です)、④車内限定のオリジナルグッズ(クリアファイル、キーホルダー、コースター、手吹きグラス等)が売ってたり、⑤最後長崎駅でオリジナル記念スタンプを押せたり、と盛り沢山な約5時間です。
畳ルーム車両、個室車両、ラウンジ車両、ビュッフェ車両、グリーン席車両で構成されてる全席指定の特急列車。早く通りすぎるエリアと、ゆっくり走るエリアがあり、片道約1時間45分でJR長崎本線(長崎駅)と鹿児島本線(博多駅)の間を走る特急「かもめ」号と違ってゆっくりできますね。
月曜日なので家族連れというよりは、子育てを卒業した年代の人、年配者、1人旅、鉄道マニアが多く乗ってます。
