宮崎駅(宮崎市)から南郷(なんごう)駅(日南市)まで片道1時間40分の特急「海幸山幸(うみさち-やまさち)」号に乗りました。
『記紀』に記された日本神話で天孫族と隼人族との闘争を神話化した「山幸彦(やまさちひこ)」と「海幸彦(うみさちひこ)」から取った列車名「海幸山幸」号で、2両編成のワンマン運転士 + 車掌2人で運行してる特急列車です。
宮崎県の海岸沿いを走り、絶景ポイントではゆっくり速度になって写真が撮りやすくなってます。①途中停車する北郷(きたごう)駅で早咲き寒桜見物、②飫肥(おび)駅で泰平踊(たいへいおどり)の人との写真撮影、③北郷駅から飫肥駅にかけて車掌2人が「山幸彦と海幸彦」紙芝居story telling、④油津(あぶらつ)駅から南郷駅にかけて七ツ岩(ななついわ)が見える、⑤宮崎マンゴーを使ったサイダーが味わえる、⑥青島(あおしま)駅を過ぎたあたりで鬼の洗濯板が見える、といったアトラクションがあります。
晴れるともっと景色が綺麗かもしれません。宮崎県はよくプロ野球チームのキャンプ地になってて、油津駅が広島カープ、南郷駅が西武ライオンズのキャンプ地になってるようです(駅舎にプロ野球チームのロゴが描いてある)。
南郷駅で降りたは良いけど、セブンイレブン、和菓子屋と、建築中のコスモスドラッグくらいしかない寂しい駅です。ちなみに南郷駅は有人駅で、無人駅よりは寂しさが若干薄らいでるかな。