1年半通院して感じたこと

ちょうど1年半前からうつ病適応障害で精神科に通院して睡眠薬、幸せ成分を補う薬(?)、脳の興奮を抑制する薬を処方してもらってきましたが、①寝付きの改善に年月がかかる、②辛いことが夜1人っきりだと思い出されて涙がこらえきれなくなる、③副作用で翌日眠気がきつく残る、④ネガティブな考え方がなかなか消えない、⑤治ってきてるようでまだまだ治ってないと感じ、自殺願望が時には起こる、⑥何となく白髪が増えた気がする、というのが現状です。

 

会社で夜倒れ掛かったことがきっかけで精神科にかかったらうつ病適応障害と診断され、薬物治療を受けることにしました。インターネットで自殺する方法を調べてたり、動悸がしたり、仕事に集中できなかったりと気持ちがどんどん落ち込む一方でした。

 

振り返ると、①完璧主義を目指して働いてた、②①と関連して過剰品質な仕事をたくさんやってた、③何でもかんでも1人で対応しないといけなくて、誰かに助けを求めなかった、④助けを求めるとダメ人間扱いをされると思った、⑤ひたすら1人で抱え込んで、1人で解決しようとしてた、⑥世の中には自分よりもっと苦しんでる人がたくさんいるから、人に甘えることは許されず、もっと苦労して苦難を1人で乗り越えないといけない、⑦自分が死んでも家族が一時的に悲しい思いをしたとしても、次の日から笑うことができ、自分のことをきれいさっぱりと忘れることができると思った、などがありました。

 

今でも人に助けを求めるのが苦手で、1人で行動・判断しないといけなくて、1人で抱え込むしか方法がないことが多いです。60~70点程度でだいたい世の中は回ってると言われてますが、90点以上にならないと気が済まず、90点以上にならないと自分がダメ人間だと思い込んでしまいます。70点程度でOKという生き方をさせてくれず、完璧主義でなければ役立たず扱いをされても仕方がないのが今の世の中です。

 

そういう世の中だからこそ、倒れて死ぬまで努力し続けることが大事だと思ってます。一定以上のperformance achievementは自己満足の世界になるかもしれませんが、満足できなければ何度でも、何度でもやり直して90点以上にしていかないと許されないとも思ってます。「まぁいいか」では納得できず、許せない自分がいます。

 

上記のようなマインドなので余計回復しにくく、毎月45時間以上残業してた(会社のルールで月45時間が上限)ので、血圧も上がり続けてました。失敗したら潔く自殺する覚悟がなければ社会人はつとまらないかもしれません。

 

本当は転職活動ではなく、失業保険をもらって完全休業の方が良いのかもしれませんが、それでは働いてる人に申し訳ない気持ちになり、早く次の会社を決めて働くことが世のため、人のためなのだと思ってしまいます。

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横浜港の日本郵船歴史博物館「氷川丸